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2020.2.14

一般質問のご報告

 

  

先日、一般質問を無事に終えることが出来ました。地元の皆さんも傍聴に駆けつけてくれたため、心強く緊張することなく、行うことが出来ました。
区からの回答も概ね良い答弁を引き出すことができました。引き続き、取り組まなければならない課題もありますが、この場にて、皆さんに共有していきたいと思います。


まずは難聴児に対する支援の充実に関して。充実に向けた、とても良い答弁を引き出すことができました。

 

鹿島の質問→ 中等度難聴児に対する支援に関して伺います。昨年の第四回定例会において、中等度難聴児に対する支援の充実を求める意見書を全会一致で東京都に提出しました。そうした取り組みが功を奏し、都では、この四月からデジタル補聴システムを支援メニューに追加する方針であると聞きました。是非、練馬区においても都の動きに遅れることなく、支援メニューの追加を実施すること、加えて、区内小中学校の要約筆記に係る介助員の処遇改善など、難聴児に対する支援を充実して頂くこと、以上2点を求めます

区の回答→ 区では、中等度難聴児の言語の習得や生活能力、コミュニケーション能力等の向上を促進するため、都の補助制度を活用し、中等度難聴児発達支援事業において、補聴器の購入費用の一部助成を行っています。
補聴器は、話し手との距離や周囲の雑音により、目的の音が聞き取りにくくなります。デジタル補聴システムは、話し手がワイヤレスマイクに話した音を、電波を利用し、補聴器に取り付けた受信機に伝えるもので、雑音に妨げられず目的の音を聞くことができます。
都は、来年度、補助制度の対象にデジタル補聴システムを加えることから区は中等度難聴児発達支援事業の助成対象をデジタル補聴システムにも拡大します。
また聴覚に障害のある児童生徒には、きこえの教室での個別指導に加え、通常学級において、授業の内容をリアルタイムで要約筆記するなどの配慮を行っています。来年度、要約筆記を行う介助員の謝礼単価を引き上げます。